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姫川と青海川の両河口にはさまれ、日本海に面する低丘陵の先端部に営まれた縄文時代中期と晩期の集落跡です。ヒスイの玉製作の実態や特殊な祭祀の形態をうかがうことのできる遺跡で、昭和55年には国の史跡に指定されました。

昭和46年に国史跡指定。東京ドーム約3個分、13.6ヘクタールもの面積を有しています。この遺跡の中央に広がる縄文時代中期（5,000～3,500年前）の大きな集落跡は、ヒスイの玉や蛇紋岩の石斧の生産・交易拠点としても知られています。遺跡公園には竪穴住居などの建物が復元され、様々な学習体験も行うことができます。

糸魚川歴史民俗資料館は、通称・相馬御風記念館といい、明治から昭和にかけて叙情歌人、詩人、書家、作詞家、自然主義評論家、さらに良寛研究の第一人者として活躍した相馬御風の関係資料を中心に、御風と親交のあった人々の作品や古書画などのコレクションを収蔵・展示しています。その他、企画展や特別展も随時開催しています。

館内には、102トンのヒスイ原石、またヒスイ加工工房で国の史跡に指定された寺地遺跡の出土品である巨木やヒスイ加工製品なども陳列されています。

館内のテーマは、能生の海、世界の海、未来の海。県立海洋高等学校の100年の歩み、旧能生町の水産漁業、鯨の骨格標本などの資料も展示され、海の不思議や尊さなどさまざまな角度から学ぶことができる資料館です。また、奴奈川姫の神話に基づき製作された「世界一の大ウス」の展示館も併設されています。

平成14年に国史跡に指定された松本街道。この街道と民俗について学ぶことができる資料館です。古い民家を移築した建物で、屋根裏部屋まで見学でき、ボッカの装備（ショイコ、ワラミノなど）や生活資料など、約2,100点の資料が展示されています。

ヒスイとフォッサマグナがテーマの博物館で、糸魚川世界ジオパークの拠点施設です。5つの展示室からなり、「石」を通して日本列島や地球の成り立ちを知ることができます。また、ミュージアムショップでは恐竜の模型、科学実験キット、入門書、専門書、ハンマー、ルーペなどさまざまな石に関係する商品を扱っています。

長者ケ原遺跡をはじめ市内遺跡から発掘された縄文土器や石器、ヒスイの玉などを展示しています。

能生谷の中野口地区から移築復元した建物を使用し、能生地域の考古資料や生活用具を展示しています。

集落内に残されていた約1,000点におよぶ木地屋独特の道具類、古文書類の資料が展示されています。

権現岳と鉾ヶ岳の山ふところ、能生谷にある温泉郷です。夏は登山、冬はスキーの後に一汗流すのに最適。山あいながら海の幸も楽しめるということで人気の温泉郷です。

秘湯として名高い蓮華温泉は、標高1,475メートルの高所にあります。蓮華温泉ロッジを基点とした白馬岳や朝日岳への登山コースは多くの登山者に親しまれています。温泉は泉質の異なる内湯と散在する4つの野天風呂からなり、ハイキングしながら温泉を楽しめます。

深田久弥が『日本百名山』の一つに選んだ、雨飾山の麓にある雨飾温泉は、標高900メートルにある秘湯です。露天風呂「都忘れの湯」もあり、雨飾山登山の疲れを癒やしてくれます。

玄関前の噴泉は毎分1,500リットル、100度の湯が自然に湧き出ています。ナトリウム成分が多い泉質は、とても保湿効果に優れ、体の芯まで温まります。

長野県との県境、姫川渓谷と雄大な山々からなる絶景の地に湧き出る名湯。大糸線・平岩駅から近く、毎分1,500リットルを誇る豊富な湯量の掛け流し温泉です。

早川上流、活火山焼山を仰ぐ秘境の地。3本の源泉からこんこんと湧き出る温泉は、効能豊かな美人の湯として多くの方に親しまれています。重炭酸ナトリウムの含有量が非常に豊富で、肌に優しい泉質が特徴です。

活火山焼山の麓に湧く名湯。大きな自然石を配置した大浴場や、露天風呂が人気です。焼山温泉は大量の白い湯の花が特徴です。贅沢な掛け流しの温泉です。