ふすまには、部屋の仕切りや収納の目隠し、室内の装飾などの昨日がありますが、この他にも紙（和紙）と木、ふすま内部の空気層により保温効果があります。また、ふすまが湿気を吸収し、土壁と合わせて室内の湿度を調節する働きもあります。さらに、ふすまは呼吸しながら室内の菌、アンモニアを吸着し空気清浄をしています。これらの働きを常にベストな状態にするために定期的な張替えをお勧めしております。

■表具とは？
　掛軸以外に和額、屏風、衝立（ついたて）などがあります。これらは「本紙」と呼ばれる書や
日本画を飾るために様々な装飾を施すためのものです。装飾をすることで「本紙」が更に素晴らしく見えると共に保存状態を良くするものです。また、部屋のイメージや季節感等を豊かに表現してくれます。