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埼玉県指定史跡

縄文時代前期（約7,000年前）の貝塚。農業がまだ行われていなかった縄文時代の人々は、野山で草木の芽や鳥獣を捕え、あるいは海や川で魚介類をとり食糧としていました。貝塚は、その当時食べた貝殻を捨てた跡といわれています。
この貝塚は、淡水産のヤマトシジミを主として、アサリ、ハマグリ、ハイガイ等が集積していますが、付近からは多くの土器や石器も出土しています。出土遺物から、近くまで海がせまっていたことが推測され、考古学上重要な史跡（貝塚）として大正13年3月31日県指定となり、保存にあたっています。

埼玉県指定有形文化財

西光寺の本尊仏。平安期の藤原仏（12世紀）で高さ107センチメートルの大きなもので寄木作りです。ほとんど欠損もなく県内は勿論、全国的にも価値の高い古仏像です。
昭和47年3月28日埼玉県指定有形文化財（彫刻）となりました。

町指定有形文化財

建正寺の薬師堂に納められています。鎌倉時代初期の鉄造仏で、関東地方独特の鋳法で造られたものです。
県内には他に同じ立像が3体あり、県指定有形文化財となっています。
建正寺は、建久3年（1192）頃は丸山にあったもので、その当時の本尊でした。
※ご開帳する時期が決められておりますので、ご確認ください。

町指定史跡

願成寺に所在しています。伊奈熊蔵忠勝は、伊奈氏の三代目でしたが、年齢僅かに9歳で、元和5年（1619）8月16日没し、伊奈家の菩堤寺である同寺に葬られました。法名、廓然院殿見桐生蓮信男。昭和43年3月1日町指定となりました。

町指定有形文化財

薬師如来像は下部に墨書があり、延宝8年（1680）己未3月12日と記され、江戸時代前期の作と思われます。製作者は、法橋左近という人のようです。
現在、厨子におさめられた薬師本尊は、原形にほぼ近く、十二神将像は、頭上に十二支をおき、手にはそれぞれ、弓・矢をもつもの、あるいは槍・剣を持つものとそれぞれ別の物をもち、表情もおのおの違っています。昭和56年1月20日町指定となりました。
※ご開帳する時期が決められておりますので、ご確認ください。

町指定有形文化財

平安朝時代（12世紀）のもの。高さ約1メートルの大きな木造仏で、清光寺の本尊です。体内には3体の木造仏と2枚の木札があります。昭和43年3月1日町指定となりました。
※ご開帳する時期が決められておりますので、ご確認ください。

衣・食・住から娯楽関係まで、年間をとおしての日常生活の全体がわかるように資料を展示しています。