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温泉の効用

日本では、昔から"湯治"と呼ばれる温泉を利用した病気治療が行われてきました。
更に近年、温泉成分の科学的分析から分かって来た泉質別効能や、温泉に入浴するという行為がもたらすリラクゼーションなど、温泉の療養効果は近代医学においても高く評価されるようになっています。

温泉のもたらす作用を知り、出掛ける温泉の効能を理解出来れば、温泉巡りは更に楽しく充実したものになることでしょう。
温泉の作用
■温熱作用:温泉に浸かることで体を温める効果
・温泉に限らず入浴の基本的な効果ですが、特に温泉においては下記に示します「化学作用」と良い相乗効果を上げる場合が多くあります。
1.高温浴 42℃以上の熱い湯は、交感神経を刺激し、身体に興奮的に作用します。
低血圧の方や気分をリフレッシュしたい時などに効果的といえます。
※高齢者や高血圧の方は危険を伴うこともあります。また、長時間熱い湯に浸かることもお勧めできません。

2.微温浴 36~38℃程度のぬるめの湯は、副交感神経を刺激し、身体に鎮静的に作用します。睡眠前やストレスからの開放に効果的といえます。
■物理的作用:温泉に浸かることで、水圧や浮力などを受ける効果
・「水圧」がかかることによって血行が良くなるマッサージ効果や、「浮力」の作用で体重が9分の1近くにもなり、全身の筋肉の緊張が一気にほぐれる効果もあります。
1.水圧作用 お湯に浸かると水圧で血管が圧迫され、約1.5倍心臓内の血液が増加し、横隔膜が押し上げられることで肺の容量が少なくなり呼吸数が増加します。以上のような作用から心肺機能が強化されます。
※心肺に障害を持つ人は、肩まで浸からずに心肺への負担が少ない半身浴がお勧めです。
2.浮力作用 温泉は水よりも大きな浮力を得ることが出来ます。浮力により足腰や関節の負担が少なくなるので、運動機能に障害のある人やお年よりも無理なく運動することが出来ます。
■化学作用:温泉に含まれている化学成分によって得られる効果
・温泉にはその地域や源泉によって、炭酸ガスや重曹などのさまざまな成分が含まれています。
治療効果のある温泉水は主な成分によって9種類に分けることができます。
1.単純温泉 溶存物質量が温泉水1キログラム中に1グラム未満のもので、泉温が25℃以上のものを単純温泉といいます。体に対する刺激が少ない温泉です。肌にもやさしいので高齢者に向いていると言われます。
主な効用: 神経痛、筋肉痛、関節痛、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、疲労回復など。
※「中風の湯」や「神経痛の湯」といわれる温泉は、単純温泉であることが多いです。

2.塩化物泉 塩素イオンを主成分とする温泉。入浴すると皮膚に塩分が付着して汗の蒸発を防ぐので保温効果があります。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて切り傷、火傷、慢性皮膚病、慢性婦人病など。
※「あたたまりの湯」や「熱の湯」といわれる温泉は、塩化物泉であることが多いです。
3.炭酸水素塩泉 炭酸水素イオンを主成分とする温泉。入浴すると皮膚の脂肪や分泌物を清浄化するので肌が滑らかになります。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて切り傷、火傷、慢性皮膚病など。
※「美人の湯」といわれる温泉は、炭酸水素塩泉であることが多いです。
4.硫酸塩泉 硫酸イオンを主成分とする温泉。入浴すると切り傷・火傷に効果があります。その他にも動脈硬化や脳卒中の予防・後遺症によいといわれます。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて切り傷、火傷、動脈硬化症、慢性皮膚病など。
※「傷の湯」といわれる温泉は、硫酸塩泉であることが多いです。
5.硫黄泉 総硫黄が温泉水1キログラム中に2ミリグラム以上含まれる温泉。刺激の強い泉質なので、皮膚の弱い人、乾燥肌の人には向きません。高血圧や動脈硬化症、痔などによいといわれます。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて、高血圧、動脈硬化、慢性婦人病、切り傷、糖尿病など。
6.含鉄泉 総鉄イオンが温泉水1キログラム中に20ミリグラム以上含まれる温泉。貧血や痔によいといわれます。強酸性の鉄泉は乾燥肌の人には向きません。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて貧血、月経障害など。
7.酸性泉 水素イオンが温泉水1キログラム中に1ミリグラム以上含まれる温泉。刺激が強く、湯ただれを起こすこともあります。高齢者や乾燥肌の人には向きません。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて慢性皮膚病、月経障害など。
※日本では全国各地にありますが、外国では殆ど見られない温泉です。
8.二酸化炭素泉 二酸化炭素が溶け込んでいるので、小さな泡が体につくのが特徴です。保温効果があります。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて高血圧症、動脈硬化症、筋肉痛、関節痛など。
※多くの場合、冷泉(低温)のであることが多いです。
9.放射能泉 「ラジウム泉」とも呼ばれ、微量の放射能が含まれていますが、心配はありません。無色透明の湯で、リラックス効果があります。
主な効用: 単純温泉の効用に加えて高血圧症、慢性婦人疾患など。
■心理的作用:日常生活と異なった環境によりストレスから解放される効果(転地効果)
・温泉が湧き出すのは、都会から離れた自然環境が豊かな場所であることが多く、そういった日常と違った環境に身を投じることで、開放感や癒しを得られる効果があります。
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