川越市特集
[埼玉県]
遠く古代より交通の要衝、入間地域の政治の中心として発展してきた川越地域は、平安時代に桓武平氏の流れをくむ武蔵武士の河越氏が館を構え、勢力を伸ばしました。
室町時代になると、扇谷上杉氏(おうぎがやつうえすぎし)の下、太田道真(おおたどうしん)・道灌(どうかん)父子が現在の初雁公園周辺に河越城を築き、川越の中心がここに移ります。その後、小田原北条氏の支配の確立にともなう家臣団の城下への集住が進み、初期の城下町が形成されました。
江戸時代には、江戸の北の守りとともに舟運を利用した物資の集積地として、川越地域は重要視されました。
川越市のいいトコ!!
川越市で憩い・楽しむ
菓子屋横丁
色とりどりのガラスが散りばめられた石畳の道に、20軒程の菓子作りの店が立ち並ぶ通り。醤油の焼ける香ばしい香り、ニッキやハッカ飴、駄菓子やだんごなど、下町風の菓子の懐かしいかおりが漂う横丁は、環境省の「かおり風景100選」にも選ばれています。
大正浪漫夢通り
かつては川越銀座通りといわれたアーケード商店街でした。平成7年にアーケードを撤去して、自然石舗装、電線類地中化等により、土蔵造りや洋風建築が軒を連ねる趣きある通りに生まれ変わり、新たな賑わいを作りだしています。
川越市の名所・文化
旧山崎家別邸
老舗菓子屋「亀屋」の山崎家の隠居所だった和洋折衷住宅です。
大沢家住宅
築200年超の川越最古の蔵造りのお店。店内では買い物も楽しめます。
例大祭
毎年10月14日に行われ、神様への感謝の奉納と、氏子崇敬者への健勝を祈ります。
神幸祭
神輿に乗った氷川の神様が川越城下の町々を巡行する氷川祭礼絵巻の再現です。
川越市の特産・名物