新庄市の特産・名物
郷土料理とふるさと四季の味
最上地方特有の素材をたっぷり使った郷土料理「あがらしゃれ」、そば処山形ならではの「美味しいそば」。
また新庄では、古くからの技が受け継がれ、鮮やかな青色が美しい「新庄東山焼」や迫力の絵凧「隠明寺凧」など伝統の品があります。
ふるさと四季の味
郷土料理「あがらしゃれ」
「あがらしゃれ」とは最上地方の方言で「来てください」「召し上がれ」という二つの意味があります。
最上地方特有の素材をたっぷり使った伝統の味を新しい郷土料理としたもの。秋・冬メニューと春・夏メニューがあり、店先に赤い「あがらしゃれ」のちょうちんがあるところで食べられます。馬肉料理もほかでは味わえないものです。市販されていない限定酒もあるのでぜひ味わって下さい。
馬肉料理
馬刺し・馬がっき
もぎりみず汁
みずと新じゃが、塩くじらが材料です。
しみ大根
冷凍大根、ニシン、山うどの煮物です。
からかい
エイの干物を砂糖と醤油でじっくり煮込んだ料理。
納豆汁
納豆汁とは、多種類のきのこや山菜、いものこなどのなどの具がたくさん入った味噌汁に、納豆をすりつぶして入れた郷土料理です。昔から最上地方では、お正月やお祝いのときなどに必ず作られます。各家庭で中に入れる具が違い、それぞれの美味しさがあります。また、手作り納豆が数多く販売されているので、おみやげにおすすめです!
そば
そば処山形には、おいしいそば屋がたくさんあります。もちろん新庄にも多くの名店があり、そばの歯ごたえ・のどごし・舌ざわりと秘伝のタレをぜひ味わってほしいものです。
そばの太さは、各店で違い、また茶そばなどもあり、食べ歩きも面白く、そば通も満足すること間違いありません。
とりもつラーメン
想像もつかないでしょうが、ラーメンに「もつ」は本当によく合います。
新庄市民には、もうお馴染みの味。意外にあっさりしており隠れたラーメン処新庄の名物です。ぜひご賞味ください。
新庄に伝わる 技と心
新庄東山焼
新庄藩の御用窯として天保12年(1841)に開窯、現在5代目です。「出羽の雪のかげり」と呼ばれる味わいのある鮮やかな青い色が特徴。豊富な陶土と家伝の釉薬(うわぐすり)を使い、全国的に少なくなっている「登窯」で焼かれた陶器の素朴な美しさが、とても深い味わいがあります。
電話番号 | 0233-22-3122(新庄東山焼) |
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隠明寺凧(おんみょうじたこ)
山形県有形民俗文化財に指定されています。
旧新庄藩士隠明寺家に伝わる伝統凧の絵版木は、県の有形民俗文化財に指定され、34点もあります。絵柄は江戸錦絵の系統に属し、写真の般若の絵柄が特に有名です。一つ一つ丁寧に手作業で作られた絵凧は、迫力の品です。凧上げだけではなく芸術として飾ってほしいおみやげの一つです。
電話番号 | 0233-28-8886(もがみ物産館) |
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くじらもち
代表的な名菓の一つで、おみやげとして広く普及しています。
歴史は古く、江戸時代には朝鮮の通信使の接待にも出された由緒ある菓子で、白砂糖、黒砂糖、みそ、しょう油、よもぎ、あん入りなど種類が豊富です。
電話番号 | 0233-28-8886(もがみ物産館) |
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新庄亀綾織
細い絹糸で織り、大変きめ細やかな作業が必要なため、10センチメートル織り上げるのに名人でも丸一日かかかってしまうほど手間がかかる織物です。
明治末期に生産が途絶え“幻の織物”と呼ばれていたこともありました。織り目の模様が20種類もあり、織り上げてから染色するためしっとりとした風合いと輝く光沢が特徴。色も素晴らしく、あふれる気品が美しい製品が数多くあり、おみやげ・贈り物に喜ばれています。
電話番号 | 0233-22-0025(新庄亀綾織伝承協会「機織り長屋」) |
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わら細工・つる細工
先人から受け継いだ技で作られる「つる細工」にはアケビのつるやブドウの皮で作られた買い物カゴなどがある。素朴な質感が気分を和ませ、道具としてはもちろん、インテリアとしても楽しめます。
電話番号 | 0233-28-8886(もがみ物産館) |
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